モンタンワックスとは
モンタンワックスは、褐炭から抽出される鉱物系のワックスで、プラスチック成型時の滑剤として広く認知されています。ベースとなる直鎖状の酸ワックスやエステルワックスを適宜選定することで、様々な種類のプラスチック用成形助剤として使用可能です。
当社ではモンタンワックスの主要生産国であるドイツのVOELPKER(フェルプケ社)より製品の輸入販売を行っています。
主な機能
プラスチック成型時の滑剤、核剤、材離型剤、分散助剤
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VOELPKERはドイツにある100年以上の歴史を持つ、ヨーロッパの中でも長年実績のあるモンタンワックス製造メーカーの1つとして知られています。モンタンワックスは、その独自の特性によりプラスチック業界で高性能添加剤として使用されており、エンジニアリングプラスチック分野での技術的要求に対して価値を示します。
製品ラインナップ
WARADUR シリーズ
モンタン酸ワックス100%品です。炭の溶剤抽出により製造され、C28-32の長い直鎖状の炭素鎖をもつため耐熱性や低揮発性に優れる点が特長です。
CEVOシリーズ
モンタン酸ワックスと各種ワックスとのブレンドワックスです。従来のモンタン酸ワックス単体では実現できなかった用途への展開が可能となりました。汎用品番の3400を紹介しておりますが、他の品番もございますのでお問い合わせください。
| 組成 | 滴点【℃】 | 酸価 | 粘度 | 化学構造 | |
|---|---|---|---|---|---|
CEVO 3400 |
モンタン酸ワックスと他のワックスとのブレンドワックス |
ca. 80 |
ca. 8 |
– |
ブレンドワックス |
製品情報
WARADUR E
使用例
- 熱可塑性:PA、PBT、TPE、PC、PVC、スチレン
- 熱硬化性:エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン
- カラーマスターバッチや充填プラスチック(タルク、グラスファイバ)の分散助剤
代表値
特徴
単位
目標値
方法
酸価
mg KOH/g
15 -20
ISO 2114
滴点
℃
82 – 88
ASTM 3954
色相
—
淡黄色
AA 3.2.1.505
粘度 @ 120℃
mPas
15 – 20
AA 3.2.1.520
密度
g/cm3
1.00 – 1.02
Ph. Eur. 2.2.5
WARADUR OP
使用例
- 熱可塑性:PA、PBT、TPE、PC、PVC、スチレン
- 熱硬化性:エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン
- カラーマスターバッチや充填プラスチック(タルク、グラスファイバ)の分散助剤
代表値
特徴
単位
目標値
方法
酸価
mg KOH/g
7 – 14
ISO 2114
滴点
℃
99 – 105
ASTM 3954
色相
—
淡黄色
AA 3.2.1.505
粘度 @ 120℃
mPas
150 – 300
AA 3.2.1.520
密度
g/cm3
1.00 – 1.02
Ph. Eur. 2.2.5
WARADUR GE
使用例
- 熱可塑性:PA、PBT、TPE、PC、PVC、スチレン
- 熱硬化性:エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン
- カラーマスターバッチや充填プラスチック(タルク、グラスファイバ)の分散助剤
代表値
特徴
単位
目標値
方法
酸価
mg KOH/g
13 -30
ISO 2114
滴点
℃
80 – 88
ASTM 3954
色相
—
淡黄色
AA 3.2.1.505
粘度 @ 120℃
mPas
15 – 30
AA 3.2.1.520
密度
g/cm3
1.00 – 1.02
Ph. Eur. 2.2.5
WARADUR S
使用例
- 熱可塑性:ABS、及びコポリマー
- 熱硬化性:エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン
- カラーマスターバッチの分散助剤
代表値
特徴
単位
目標値
方法
酸価
mg KOH/g
135 -160
ISO 2114
滴点
℃
82 – 88
ASTM 3954
色相
—
淡黄色
AA 3.2.1.505
粘度 @ 120℃
mPas
10 – 15
AA 3.2.1.520
密度
g/cm3
1.00 – 1.02
Ph. Eur. 2.2.5
CEVO 3400
使用例
- 熱可塑性:PA、PBT、PET、PC、PS、ABS、PVC、POM
- エンジニアリングプラスチックの滑剤(分散性/成型性/離型性等の改善)
代表値
特徴
単位
目標値
方法
酸価
mg KOH/g
5 -10
ISO 2144
滴点
℃
75 – 85
ASTM 3954
色相
—
淡黄色
AA 3.2.1.505
密度
mPa.s
1.00 – 1.02
Ph. Eur. 2.2.5




